ゼミでのとりくみWelfare
串本・子育て支援プロジェクト
①研究のきっかけ
現代の日本は核家族化が進み、頼れる場所や人が少なく子育てにおいて孤独感を抱える母親が多いと言います。私たちは、和歌山信愛大学とコラボして、和歌山県東牟婁郡串本町でイベントを行うことになりました。母親の孤独感をどうしたら解消できるのかを考えるため、串本の子育て支援センターとつながりのあるお母さんを対象にアンケート調査を行いました。
②-1アンケート
1、2の質問で、入園・入学にあたって不安だったことと、その解決法を聞くことで、お母さんたちが不安に思うことに対する解答が出るかもしれない。3、4の質問では、嬉しかったことと、嫌だったことの体験が、5で聞いている精神健康度に影響が出ているかもしれない。そんな考えで、アンケートを作りました!
②-2分析
大学生にとったアンケートのうち、嬉しかったエピソードと嫌だったエピソードは写真のように1つずつ似ているものを集めてグルーピングをしました。
さらにグルーピングしたものにそれぞれ名前をつけていく作業をしました。
179人分のエピソードをグルーピングしていく作業は本当に大変でしたが、ゼミ生みんなで協力して行いました!
③結果と発表準備
グルーピングの結果を踏まえ、環境が変わるとき何を不安に思っていたか。また、保護者のどのような態度が大学生のいまの心の健康に関連しているか調査し、結果をまとめ発表しました。
結果の詳細は画像をご覧下さい!
前日に、会場である橋杭岩海水浴場に行き、現場の確認と打ち合わせを行いました!
信愛大学と愛知教育大学、串本古座高校の交流を行い、イベントに備えて役割分担等をしました。
④イベント当日!
ドキドキしながら迎えた当日。
約20組の親子がイベントに参加してくれました!
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↑お絵かき、粘土、魚釣りを学生や保護者と一緒に楽しむ子どもたち
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↑ボール遊び
信愛大学の学生が用意した遊びに興味津々な子どもたち^^
天気もよく、子どもたちの元気さに私たち学生も負けないようはしゃぎました^^ -
↑砂遊び
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↑宝探し
砂浜に隠された宝の入ったカプセルを探すゲーム。
見つけたカプセルと交換で景品がもらえるということで、子どもたちは一生懸命探していました!
宝探しを終え、ついに私たちの発表が始まりました。
↑保護者に向けて発表中
作ったパンフレットを基に、発表しました
このようにイベントで研究の成果を発表するという経験を、今までしたことがなかったのでとても緊張しましたが、保護者の方々は真剣に聞いてくださいました。
イベントは大成功!満足のいく発表ができました!
イベント終了後、元串本のこども園の園長先生である矢野先生からのお話も聞き、支援者として学び続けることの大切さを教わりました。
今回のイベントで、私たちゼミ生の仲はより深まり、一生懸命やったことは人に伝わるということを学ぶことができました。
信愛大学の学生、串本古座高校、支援センターの方々、アンケートに回答をしていただいた皆様、当日イベントに参加いただいた皆様,さまざまな串本の関係者の方々や,信愛大学の森下順子先生のお力添えがあり、今回のイベントを成功させることができたと思います。ありがとうございました。