ソーシャルワークを説明できますか?
こんにちは!厨子です。
新しい年度がはじまり,みなさんドタバタしていることと思います。
また,暑くなってきて,なにをするにもしんどい時期です。笑
わたしは,夏と冬が嫌いです…じゃあ,春と秋しかありませんね!
前置きが長くなりましたが,今日はちょっと固く,ソーシャルワークの本質について
書いてみたいと思います。
いまの3年生から,社会福祉士のカリキュラムが新しくなり,新カリキュラムと
なっています。
実習時間が60時間増え,これまでの180時間から240時間になりました。
なかには,実習がたいへんだなあと感じている学生もいるかもしれません。
新カリで強調されていることのひとつに,ソーシャルワークとは?があります。
論者のなかには,ソーシャルワーク的な実践をしている実践者はいるが,ソーシャルワークの業務を行っている人は大勢いるだろうか?と,疑問を投げかけている人もいます。
みなさんにとって,ソーシャルワークとはなんでしょうか。
ソーシャルワークを自身のことばで言語化したり,わかりやすく他職種に説明することが求められています。
すべてをここで説明することはできませんが,いくつかたいせつなことをお伝えすると,①ソーシャルワークでは,人の課題は社会構造(組織や制度)が引き起こすという視点,②ソーシャルワークでは,社会構造に働きかけていくメゾ・マクロアプローチが必要であるという視点が,欠かせないと思います。
個別のケース(ミクロ)にかかわることは,もちろんとても大事なことです。
ただ,個別のケースにかかわりながらも,社会構造をよりよくしていこうという考えをもっておくことは重要と考えます。だから,ソーシャルワークの価値のひとつに社会正義があります。社会の正義を考えないといけないからこそ,社会構造にアプローチしていかなければなりません。こんなソーシャルワークの本質といえるようなことを,みなさんと積極的に議論していけたらなあと思っています。
さいごに・・・
新3年生も,インスタをつくってくれました。わたしが言わなくても盛り上げようとしてくれている姿に拍手です。大学生は,自主的な行動がとてもたいせつです。自主的にゼミを盛り上げようとすることは,個々の成長につながります!ぜひ,この姿勢を絶やさず,がんばってほしいと思っています。